キャンパスノート

日々のこと、旅のこと、

見落とされやすい鉄不足 ~フェリチンの重要性~

※私は医療関係者ではありせん。

貧血症状がある場合、原因の特定が重要となります。必ず医師の診断を受けて下さい。

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今回は長文です。

飽きたらブラウザバックしてください(笑) 

 

 

突然ですが、鉄分は不足しがちな栄養素です。

というのも食物から吸収できる鉄分はほんのわずかだからです。

 

 

さらに月経がある女性は、鉄の排出量も多くなり

ほとんどの人が鉄不足であると言われています。

 

 

貧血とは

*貧血には種類がありますが、今回は「鉄欠乏性貧血」について

 

 赤血球の成分であるヘモグロビン(酸素を全身へ運ぶ役割がある)

を作るために必要な鉄分が不足することで起こる貧血です。

 

運搬スキル=血液中のヘモグロビン量

 

 

なので数値が低いと、全身に酸素が行き渡らなくなり、

だるい、疲れやすい、めまい、動悸・息切れ、頭痛、

肌トラブル、抜け毛・枝毛・パサつきなどの症状が現れ、

 

ふんだりけったりです。

 

 

 

原因

●出血

●鉄分の摂取不足

●鉄の吸収阻害

など

 

ヘモグロビンの基準値

 

●女性

妊娠している:12.0g/dl未満

妊娠していない:11.0g/dl未満

 

●男性

13.0g/dl未満

  

病院によって記載が違うようですが、

・Hb
・HGB
・血色素量
これらは、すべてヘモグロビンの量を示しています。

 

 

 

経緯

 

私は今まで、貧血と思しき症状はありましたが、

数値はいつも正常で貧血と言われたことはありませんでした。

 

 

貧血と似た症状の疾患は他にもあります。

例えば、

甲状腺疾患

・心臓疾患

・女性ホルモンの異常

更年期障害

自律神経失調症

など

 

上記も疑い、セカンドオピニオン、サードオピニオン、

フォースオピニオン…と受診(血液検査や心電図を実施)しましたが、

内科ではいつも特段の異常なしという結果でした。

 

 

ある病院では、漢方を処方され飲んでいましたが、

効いたのかはよく分かりません。

 

ある病院では、

医:「仕事は大変なの?」

私:「はい」

医:「ストレスじゃないの~」

私:「じゃあどうしたら良いんですかね?切実に困ってるんですよ」

医:「それはもう仕事辞めるとかしか言えないけどね~(笑)」

(仕事のストレスはあったけど、症状は大学生の時からあった)

医「何ともないから大丈夫って思うしかないよ」 

と言われました。

 

大丈夫!と思うだけで日常生活が送れる状態じゃ

ないんだけどなあ・・・

 

 

一縷の望みをかけ、以前良性不整脈で手術をした大病院も行きましたが、

検査内容は同じで特に異常なし。

 

食欲が無く食べられないという話をしたのですが、

「若いから少しくらい食べなくても大丈夫」とあっけなく帰されました。

 

(この時は、歩けないくらい倦怠感と動悸がひどく、

微熱と高めの平熱を繰り返していた)

 

わざわざ近くの病院で2時間待って紹介状をかいてもらい、

救急外来へ行ったのに対応の冷たさに悲しくなりました( ;∀;)

 

ただ、こんな状況なので医師もかなり疲弊しているのかもしれません。

そんな時に、救急外来で数値的に健康な人の相手をしている暇はないのでしょう。

 

(本当に具合が悪い中、不本意な言葉をかけられ辛い気持ちでしたが、

医療従事者に負担をかけてしまったことは事実なので、すみません。。。)

 

と、結局原因はわかりませんでした。

 

 

 身体が健康なのは喜ばしいことだけど、

原因不明の体調不良が本当に辛く、

藁にもすがりたい思いでした。

 

 

そして当然仕事ができる状況ではなかったので、

会社もお休みさせてもらっていました。

 

流石にこのまま「謎の体調不良」で休み続けるわけにもいかなく、

会社の健康管理室へ電話をして、状況を話しました。

 

心療内科の受診を勧められましたが、

私は以前に1度、診療内へいったことがあり、

良い印象を持っていませんでした。

 

とりあえず話聞いて、薬出して終わり。

というやつ。

飲み始めは気持ち悪くなるかもと言われ、

薬は結局飲まなかった。

 

(母は娘には必要ないと思いたいのか

精神科に行くことに否定的だったため秘密で行った)

 

 

なので、行ってどうにかなるもんなのか?

という疑念はありましたが、

 

どちらにせよ会社のルールで休み続ける場合は、

医師の診断書が必要ということもあり、

 管理室の方が調べてくれた心療内科を受診することに。

 

そこで、今までの経緯や症状を中心に

会社のこと、内科では異常は見つからなかったこと

について、洗いざらい話しました。

 

女医さんで、とても親身に聴いてくださる方で、

心療内科は相性だというけど本当にそうだなあと実感。。。

 

 

診断は、「自律神経失調状態」でしたが、

あわせて貧血の可能性もあるので、血液検査をしても良いか

と聞かれました。

 

 

ん・・・・?貧血????

 

 

私:「私、今まで貧血って言われたことないですよ?」

 

医:「フェリチンは調べたことがありますか?

 

私は、丁度血液検査の明細を持っていたので渡しました。

 

医:「フェリチンは調べられてないようですね」 

 

 

フェリチンとは?

鉄結合性たんぱく質

鉄イオン(鉄分)とくっつき、体内に鉄分を保存する

 

肝臓や脾臓に存在して、体内の鉄分が不足した時に

保存していた鉄分を放出する

 

 

貯蔵が少ないだけで、ヘモグロビンの数値は正常なのだから

関係ないのではないかと思ってしまいますが、

フェリチン30以下は、かなりの鉄欠乏状態で

貧血と同じ症状が出ることがあるそう。

 

 

ということで血液検査をしました。

 

結果、フェリチンの値は22でした。

 

 

欧米では40以上ないと妊娠しないでくださいといわれるくらい、

フェリチン値が重要視されているみたいですが、

日本では、貧血の判断基準はあくまでもヘモグロビンの数値で

フェリチン値までみるお医者さんは少ないんだそう。

 

 

そのため、貧血症状があるのに「正常です」「疲労でしょう」

自律神経失調症でしょう」「ストレスでしょう」で終わってしまう

んだとか。

 

 

血液検査で見落とされてしまう、貧血

「隠れ貧血」とも呼ばれています。

 

 

 

隠れ貧血とは?

*正式名称は潜在性鉄欠乏」

 

鉄欠乏性貧血の一歩手前の状態。

ヘモグロビンの数値は正常なので

通常の血液検査では、貧血と診断されない。

 

フェリチンを調べると低値で、

鉄欠乏状態となっていること

 

 

 

その後の診断

・生まれ持った体質(自律神経の影響を受けやすい、

疲れがカラダの不調として出やすいなど)

・仕事などのストレス

・環境や生活の変化(在宅勤務、気候、運動不足)

・鉄不足による隠れ貧血

・その他栄養不足(主にたんぱく質

 

といった要因が重なっているのではないか

ということでした。

 

ここまで原因を考え、追究してくれた先生は

はじめてでした・・・!

 

ここからは治療です

 

治療

・休職(療養とストレス排除)

・鉄剤で鉄分を補い、フェリチン値をあげる

→100を目指しましょうと言われました

・安定剤(半錠)の服用

・休養

 

ところが

鉄剤飲むの怖くて飲めなかったんです…

医療用鉄剤は吸収率の低い非ヘム鉄で、胃腸障害などの副作用で飲めない人が多い

 

※もちろん副作用でない人もいます

 

私は1粒も飲んでないのにびびって飲むことができませんでした。

〇〇恐怖症(文字で見るのも無理)なのです・・・

 

そのことも先生にはなし、「まずはサプリから試してみたら」という

アドバイスをいただき(※正直サプリですらびびってた)

調べて買ったのが、ウ社のキレート鉄18㎎でした。

外国のサプリなので、大丈夫か・・・??

という気持ちはありました。

 

選定理由

・良いレビューが多い

→フェリチン値上がったという声も

・胃腸にやさしい

・鉄の含有量が多い

・オーガニック

・日本でも飲んでいる人が多い

 

注意

※鉄不足を指摘されていない人は飲まない

※容量・用法を守る

※定期的に血液検査をしてフェリチン値を確認すること

※鉄の摂取により、逆に出血量が多くなる場合もあり

※フェリチン値が目標に達したら服用を中止する

※諸々を踏まえて服用には医師への相談を推奨します

 

 

私も次の診察で、先生にこれ飲んでるって伝えようと思います!

 

→《2020/9/22追記》

報告しました!

ヘモグロビンが正常値の場合でも、

フェリチン値のみ上がるということが分かり、

安心しました😊

 

 

 

 また、食事について学ぼうということで「食生活アドバイザー」

を勉強しています。

栄養不足の今、丁度良い(笑)

 

詳しくは、過去の記事を。

 

tabiiko.hatenablog.com

 

 

あとは、毎朝ラブレ(鉄分入)を飲んでいます。

なんか血の味がするので、鉄分摂ってる気分になります。

 

 

 

 

ラブレ菌+水分+食物繊維で便秘予防。

 (鉄剤や鉄サプリを摂取すると便秘になりやすい)

 

 

暑さや動悸が悩ましく 、あまり運動できていないことで

体力が落ちています・・・( ;∀;)

 

 

家の中ではヨガをやってみたりもしていますが、

涼しくなったら、散歩したいです。

 

 

また今は薬の影響か体力不足で少しの動作でカラダが疲れるのか

分かりませんが、急激に眠気に襲われることが多いです。

食後も眠い。。。

なので1日のほとんどを寝て過ごしています。

 

 

眠くなったら寝てくださいと言われているので

構わず寝ます。

 

友達と面と向かって会いたいな・・・ 

ランチしたいな

旅行に行きたいな

デートしたいな

 

と色々欲はありますが、

 

 

今後の為にも今は我慢。。。

 

ゆっくり、ゆっくり治していきます。 

 

 

 

ではまた